ビジネスはお勉強が必要です

うちのもんち、日に日にかわゆくなって行きます。
親バカでしょうか。
橋本環奈ちゃん目指してます。
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店主ね、この5月から、東京都がやっている無料セミナーの「商人大学校」というのに行っております。
ぶっちゃけ、酒場のオヤジも勉強せにゃ生き残れないからね。
うちみたいな小規模ビジネスのオーナーって、たぶんろくすっぽ勉強もしないで売り上げ上がんねー上がんねーっつって、数年で諦めて撤退して行くんだろーなー、そこ行くとオレは勉強してて偉いなー、オレは生き残れるぜ!ってほくそ笑んでおります(笑)。
もちろん講義を受けても講師は玉石混淆、クソの役にも立たないお話からメッチャすげーためになるお話も聞ける訳です。
今週の講義がとても良過ぎたので、ここをお読みのみなさまとシェアしたいと思います。

色々ためになる話があったんですが、思い出した順番に適当に並べます。
まず、飲食店の場合は「飲食店ならできるだろう」「飲食店ならやってもいいかな」レベルの「舐めた開業がとても多い」というお話。
わかるわかる(笑)!!
ラーメン屋とか小料理屋なんか、そういう開業のオンパレードだよね!!!
舐めた開業がとても多いから、失敗して撤退する率が非常に高いと。
店主は個人的に感じておるのですが、舐めた開業が飲食店に多いのはもちろんのこと、とりわけうちみたいなライブバー、ミュージックバーにはそういうの特に多いと思います。
思い当たるだけでもいくつかあります(笑)。
音楽が好きだから、とか、自分が楽しみたいから、みたいな安易な動機で始めてる店結構ありますね。
だいたい苦しそうです、そういう店(笑)。
やりたいことを貫けば必ず報われるよとか、適当な激励している人いますけど、普通に無理だと思います。

次に、「値下げしてつぶれる店はあるけど、値上げしてつぶれる店はない」というのは、衝撃でした。
スモールビジネスはクーポンはやるな!だそうです。
やべ、やったことある…。
客足が欲しくて、安易に手を出したくなる領域。
値引きももうしません、すみませんでした。

そして、ジャンルを絞り込め!
特に都心は、何かに特化して絞り込むことが必要。
う〜ん、今まで色々やり過ぎてたけど、今後はなるべくセッションに絞り込んで行きます。
あ、土日祝日はライブに絞り込んで行きます。
平日はセッション、休日はライブ、これで行きたいです。
今年いっぱいは今までの延長で。
来年からは頑張ります。

そして、看板はわかり易くしろ、店名はどうでもいい、何の店なのか明確に。
これもすみません、ちゃんとできていませんでした。
うち、来年からはセッションの店であることを明確にして、通りかかったみなさまに認識していただける様にいたします。
よく何の店かわからないと言われるんですが、ネットを見ろとか、わかっている人が来ればいいとか、そういう発想はよくないですね。

そして、これが大事!!
今いるお客様に集中して、必ず満足して帰ってもらえ。
うぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜、すみませぬ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、適当にやってました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜orz
講師はのたまいました。
「1店舗ならつぶれることないでしょ、経営者がお客さんを必ず満足させればいいんだから。
多店舗にして人に任せるから、それができなくなるんですよ。」とな…。
実際には1店舗のままほとんどの経営者が失敗するんですけど、その講師は1店舗なら失敗するはずないと。
つまり、本当はちゃんとやれば絶対にできることなのに、多くの経営者がちゃんとやらないからできないだけなんですな。
えぇ、えぇ、ちゃんとやってませんでしたよ、すみませんすみません…。
今後はちゃんとやります。

あと笑えたのが、「隠れ家みたいな店をやりたいって言う人いますけど、それを狙うのは無理です。
たいていが本当に隠れ家のママ終わります。」
隠れ家とか狙うって、要はたくさんのお客さんをさばく自信がないから、少数のお客さんに愛されて楽に経営したいっていう発想の様な気がします。
楽にやろうとするなよ…。
うちは創業の年は図らずも「隠れ家みたいでいいですね」とか言われちゃったんですけど、それじゃ困るんだよ!!
賑わってくれないとね。

んでは!

思うのと現実とは違うのよ

来た来たぁ!!!!!
つか、2009年の記事だから、来たというよりは過去のものであり、それを店主がやっと見つけた、って感じ。
えとね、「集客はライブハウスがせよ!」的な話ね。
この記事を書いているのが誰なのかわかりませんが、ミュージシャンなのかなんなのか、とにかく演奏する側の人みたいです。
ニューヨークで演奏していたことがある的な。
まぁ、お時間ありましたら読んでいただきたいです。
http://ugayaclipping.blog.so-net.ne.jp/2009-07-23-10

ニューヨークじゃ演奏すればギャラをもらって当然、なのに日本のライブハウスはミュージシャンから金を取るとはけしからん、的な、よくあるパターンね。
ライブハウス経営者は『「おれたちはミュージシャンを育てている」「音楽シーンをつくっている」なんてエラソーなことぬかす』な的なことですが、そんなことぬかしてるライブハウス、今時あるのかしら?
…あ、そんな店あったわ(笑)。
でも、普通に考えて今やライブハウスは、ホールレンタルでしかない訳ですよ。
それがダメだと言いたいみたいですけど、別にダメでもなんでもなく、ホールレンタルなんです(言い切る!)。
それでいいじゃない!
それを時代や社会が求めているんだから。
それがマーケットというヤツですよ。

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かつての「正しい形」をいまだに求める、もしくは外国はこうなんだから日本もそれに倣うべき、的なのは無理だろ。
日本は言ってしまえば、ライブハウスがあり過ぎなんです。
結局、ライブを観に行きたい人口よりもライブハウスの収容人数が大幅に上回ってしまっているということです。
ライブハウスが少なかった時代は、ライブハウス自体が集客できたろうし、ライブハウスがミュージシャンを育てていたと思うし、ミュージシャンもプロを目指して真摯に向かい合っていたんだろうねぇ。
ついでにいうなら、欧米人がライブを観たがるのに対して、日本人はライブを観たくない国民性です(笑)。
うちも営業してて音が外に漏れていると、欧米系の方がフラリと入ってきます。
ところが日本人はというと、もちろんライブが好きな人が音に釣られて入って来ることもありますが、直接知り合いに聞いてみても、音が鳴っているとうるさいから来たくない、とのたまいます。
自分自身もバンドをやっていて自分のライブには来てくれ来てくれと言うくせに、知り合いでもない人間が演奏していると「うるせー」と…。

文化の違い、だね。

文化の違いの結果として、ライブハウスがミュージシャンにノルマを課してお金を吸い上げるシステムができ上がったに過ぎません。
「けしからん論者」はきっと、そんな形でしかライブハウスを経営できないなら止めちまえばいいとか、簡単にエラソーなこと言うんだろうね(笑)。
もしノルマ制が間違っていると言うなら、お客の側に「もっとライブを観る習慣を身につけろ」「音を嫌がるんじゃない」「青山辺りのカフェでお茶なんかしてんじゃねー」と言うしかない。
さらに、ライブハウスがこんなにもたくさんできてしまったのは、需要があるからなんだよ。
時代は、お金を払ってでも演奏したい時代なんですよ、今の日本の場合!
そこに市場があるから、店を開くのよ。
市場の原理でしかない。
それで社会的な問題が発生していない限り、原理通りに動いているものは容認するしかないのです。
YouTubeを観るな、CDを買え、音源データを他人と共有するな、レンタルは利用するな、とお客に言ってるのと同じね!
時代がCDを求めなくなっているだけ。

自分がそれに納得できないと言うなら、ご自身の思う「あるべき」ライブハウスをご自身でやったらいいんですよ。
市場の原理に逆らっても経営を成り立たせる能力がおありなら、是非やってみてくれたまえ!
もしくは、集客をしてくれるライブハウスがあるなら、そこにのみ出ればいいぢゃない。
たぶんあるにはあるよ。
それでもCDを買ってくれる客がいるのと同じ様にね。
他所で誰が何をしていようと、気にすること無し。

店主もかつては、ライブハウスがノルマを課すのは、なんだか変だなぁって思ってたんですよ。
だから、ノルマ無しでミュージシャンに演奏させて、店側で集客しようと頑張ったの。
でもね、文化の壁に負けて、それを縮小せざるを得なくなりましたとさ。
うちでノルマ無しで演奏させる営業は、日数をかなり減らしております。
なぜなら、店で集客するというのは、欧米人が集まる街(六本木とかね)や、英語で完結する様な店(経営者が外国人とかね)じゃないと無理だからさ。
うち、御徒町にあるし、店主は英語はそんなにできないし(外国人の友達とも堂々と日本語で会話しちゃう)。
日本人で音を求めている人というのはそもそも少ないので、そんなに日数できない、つーことです。

そして何よりも、お金払ってでも演奏したいという需要が大きかったから、それに合わせたということです。
ライブやりたいとか、セッションやりたいとかって言うんですよ、みんな。
うちも売り上げ付かないと営業続けられないからね。
件の記事にもあったけど、六本木で30席規模のハコで家賃40万というのは、相場でそんなもんです。
これを維持するためには、需要のない営業内容にそれ程日数を割けないのよ。

まぁ、いいミュージシャンしか出さないとても有名なハコで、それこそ店自体がお客さんを持っている様なところでも、ミュージシャン側の集客努力がないとやれない時代だからね。
ブログだってなんだってある時代、ミュージシャンも自身で集客できなきゃその先はないだろうし。
それとも2009年の世界は、そんなにも今とは違う世界だったのだろうか(笑)?