ライブハウスで使える端子の話
端子、ってわかりますかね?
マイクを接続する端子、ギターを接続する端子。
ケーブルの先っちょの、接続する部分です。
ギターとかベースとかをやっている人は、よく知っていると思います。
シールドケーブルを、ギターとアンプにつなぎますね。
あの接続部分が、端子です。
ちなみにギターのシールドケーブルで使っている端子が、フォン、です。
ライブハウスで、最も使われる端子ですね。
次が、XLR。
キャノンとか呼ばれることもありますが、これは登録商標です。
XLRでもキャノンでも、どちらでも通じます。
これは、マイクの接続に使われています。
見たことありますよね。
で、これはマイクの接続だけではなく、ミキサー周りの接続にもよく使われています。
プロの現場の端子、という感じですね(笑)。
ライブハウスにあるような大型のミキサーはもちろん、個人で使う様な小さなミキサーにも、この接続端子が使われています。
そしてあとは、RCA、という端子があります。
これはよく家庭用のオーディオをつなぐのに、使われています。
今だと昔みたいな大掛かりなオーディオはないから、若い人はオーディオに使われているのは知らないかも知れませんね。
今でも、テレビ周りのアナログ接続で使われています。
ゲーム機とテレビの接続とか。
あとは音楽界隈だと、DJ機器の接続に使われていますね。
これは、比較的距離が短い接続の場合に使われています。
ノイズに弱い感じのケーブルとの、組み合わせです。
多用はされていませんが、どのライブハウスも必ずこの端子には対応しています。
あとは最近の例ですが、オケ音源やSE音源を入れたiPhoneやiPadからの出力をミキサーに送るための、フォンのステレオのミニ、というのがあります。
これ、正式名称がよくわかりません(笑)。
ステレオフォンのミニとか、そんな呼び方もあります。
これら以外は、基本、ライブハウスでは使えません。
まれにライトニング接続のiPhoneやiPadを持ち込み、自分で接続ケーブルを持ってこない人がいます。
ライブハウスにはライトニングケーブルの接続用のものは普通は用意されていませんので、ライトニングを使いたい場合は、必ず自分で持ってきて下さい。
逆に、フォン/XLR/RCAなら、ライブハウスには必ず用意があります。
ステレオフォンのミニも、対応しているところは多いはずです。