わかりましたよ、わかりました。
みんな、成り切りたいんですよね、わかりました。
って、おい、何がわかったんだよ(笑)。
いやね、やっと、みんなが何を求めているのかがわかってきたんですわ。
これ、正解じゃないかもしれないけど、でも、きっとそうなんだなって、思うのですよ。
なんの話かって?
バンドやってる人たちの話。
うちの店、まぁライブよりもセッションの方が多いんだけど、利用してくれるお客さんは基本、バンドマンですよ。
バンドとか、楽器やってる人、ね。
その人たちが、何を求めているのかなぁって、ずっと考えていたのです。
まぁ、その求めていることを満たすのがうちのビジネスなんだから、ずっと考えているのは当たり前っちゃあ当たり前なんだけど。
で、色々仮説を立ててそれをもとにアプローチをかけるんですが、なんかね、訴求してもそれが引っかからないというか、手応えを感じなかったんですよね。
これまでは。
うちはこれまで、音にコミットしてきたんですが、それって、実は利用者にあまり響かなかったんですよね。
どうも皆さん、そこを求めていない。
それじゃないんだよ〜〜〜〜〜!
じゃ、何を求めているんだ?っていうのを、よ〜く考えました。
きっとみんな、ロックスターに成り切りたいんですよ!
ロックスター気分を、味わいたいんだね。
だから音の良さそのものよりも、楽屋がどうとか、広さがどうとか、機材がどういうブランドの何なのかとか、そういう視覚的にわかりやすいものを求めているんだなぁと。
で、うちの場合はもう狭いので、楽屋も作れないしどうにもできないんですが、次に店をやる時はああしようとか、こうしようとか、色々考えてます(笑)。
機材に関しては今でもマーシャル入れたりね、ちゃんと狙ってたんですけど、それだけでは弱いんですよね。
でね、まぁ機材の話だと、ビートルズ好きの人のためにドラムはラディックのブラックオイスターとかね、ツェッペリン好きの人のためにラディックのオレンジ色のアクリルのとかね。
で、マーシャルも3段積みを2〜3つね(笑)。
で、楽屋は広くて鏡には女優ライト(?)、ステージには緞帳つけたろか、と(笑)。
気分を味わう!
これがキーワードだなと。