貧乏音楽生活からの脱出 その1

音楽活動って、どうしたってお金がかかる訳ですよ。
みなさん、そこら辺でお悩みではないですかね?
ライブはやりたいけど、楽器のメンテやらリハスタ使用料でお金がかかり、ライブハウスに出るのにもさらにお金がかかると…。
趣味でやってる人でも毎月の様にライブやってる人いるし、プロの人も、プロになりたい人も、よくあんなにできるなぁと。
まぁ、チケットが売れてハコ代まかなえるんだったら、できるんだけどね。

ハコ代がまかなえるというのは、当たり前の話だけど、チケットの売り上げがライブハウスの使用料を上回るってこと。
チケットの売り上げがライブハウスの使用料を上回るには、次の2つの理由のどちらかがあります。
つまり、人気があってお客さんがたくさんチケットを買ってくれるか、またはハコを安く使っているか。
もしくはその両方。

人気を出すというのは、それはそれでマーケティングと一緒で、前にもブログで書きましたな。
また後日、そこの部分を書きます。

今日は、ハコを安く使うっていうことに焦点を当てます。
店主はハコをやってる訳ですから、こちら側の人間として事情を知っている訳です。
まぁ当たり前のことしかないので、そんなの知ってるよっていう人もいると思いますが、確認のために書きます。

ハコを安く使うには、まず安いハコを探すべし。
ここ数年でうちみたいな小さいハコはとても増えてて、店主も知らなかった様な店がたくさんありますよ。
驚くのが、新宿三丁目駅から四谷駅くらいの間。
小さいハコがとてもたくさん!!!
何で安いのか、その理由は色々あるけど、自分的に妥協できる点を見つけることですな。
小さいから安いのか、駅から遠いのか、都心じゃないからなのか、機材がしょぼいのか、経営者も店員もずぶの素人さんで音なんかメチャクチャだったりするのか…。
ちなみにお客さん的には、駅から近いとか店内がきれいとか、そんな部分以外は見てない様な気がします。

つまり、大きなハコ、名のあるハコ、人気のスポットにあるハコ、機材の素晴らしいハコ、音のいいハコ、などを選ぶっていうのは演奏者側のエゴに過ぎず、そこを削ぎ落としちまえば安く使える所たくさんあるんじゃないの?ってこと。
もちろん、理由があって高いハコっていうのはそれなりに使い道もある訳だから、その使い道のために使うのはアリですよね。
ハクを付けたい時もあるし、でかいハコのブッキングに出て新規のお客さんを獲得したい時もあるし。
要は、使い様ってことですよね。
高いハコで足が出た分安い所で稼がないと、いつまでたっても音楽活動は苦しいままな訳ですよ。

まぁ、「こちら側」の人間からすると、ハコを安く使う方法ってのもある訳ですよ。
値引き交渉の仕方とかね。
これ、書いちゃうと自分の首を絞めることになるけど、意外とみんな言って来ないのでこの際書いときます(笑)。

まず、利用者の少なそうな時期を狙うってこと。
何故かね、12月って利用希望の人が多くて、ここは絶対に定価でしかやれない訳。
12月に向かう11月とかもね。
時期でいうと、2月8月がヒマっぽいのは有名ですよね。
ニッパチっていって、色んな業種でヒマなんですよ。
あと、ゴールデンウィークってのも狙い目です。
ここを狙わないのは、自分がそのあたりにやりたくないから、でしかないと思うんですよ。
例えばお盆休みは旅行に行くから、その前後はお金のかかることはやりたくない、とかね。
でも、ゴールデンウィークやお盆にどこにも行かない人なんてたくさんいるし、お客さんとして観に来る方にとっては、そんなに関係ないと思います。
お盆に観たいライブがあれば、観に行くでしょ。

あと、ハッピーマンデーって、これも利用希望が少ないです。
ハッピーマンデーでいいんだっけ?月曜日に祝日を持って来て連休にするヤツ。
これも、やはりライブをやる側の気分の問題でしかないんですよね。
翌日仕事だから疲れたくない、ってね。
でも、翌日が仕事の日曜だと、あまり気にせずライブをやる訳ですよね?
つまり、実質的な問題は存在していない訳ですよ。
ライブをやる方は疲れるかも知れないけど、観に来るお客さんはそんなに疲れる訳ではないから、ハッピーマンデーだって来る訳です。

何が言いたいかっていうと、みんなと違う行動した方がいいんじゃないの?ってこと。
こういう話知ってる?
金もちになりたかったら、みんなと違う行動をしろっていうの。
みんなと足並み揃えてたら、みんなと同じ結果しか得られない訳ですよ。
みんなが同じ株を買いたがれば、値段はつり上がるでしょ。
成功したければみんなが買ってる時に売り、売ってる時に買えってね。

つまりみんなが使いたがらない時期、使いたがらない日程なら、交渉できるっていうことですよ。
「こちら側」の人間からすると、そこ言って来てくれれば、単なる値引きってのは店によっては無理かも知れないけど、条件次第ではお得にすることはできる訳ですよ。

交渉の仕方は、飲み物をたくさん買いますよっていうのが、いちばん速いかも。
ハコは、ハコ代プラス飲み物の売り上げで稼ぐ訳だから、飲み物の売り上げを持ち上げてあげれば、ハコ代を安くしてくれる可能性があります。
やっぱりね、ステージの上の人間の発言や行動って、お客さんに影響力ある訳ですよ。
お客さんが飲む様に促す、って、大切です。
よく見かけるのが、「じゃぁみんな飲み物もって、カンパ〜イ!!!」ってヤツ。
飲む雰囲気作れば、何とかなることもあるでしょう(笑)。
あとは、終演後にみんなで飲むっていうヤツ。
どうせ打ち上げ行ってお金使って飲むなら、そのハコで飲んで行けばハコの売り上げになる訳でしょ。
ハコに売り上げ付けますよってことで、そのバックをもらうのか、安くしてもらうのか、そういう交渉はできると思います。

あとは、日程が迫ってからハコの予約をするといいですね。
イベントが入らずあいてしまっている日程は、ハコからすればどうにかしたいもの。
馴染みのハコなら、そこを狙っていくと、じゃ3割引でいいよとか、半額でいいよとか、そんな話になってきます。
うちも、必ずそういう日程だけ狙って来る人がいて、よく安くで使っていただきました。

ただ、日程が迫っていると集客できないとかいうことを心配する人もいると思います。
でもそれって、集客かける相手がよくないんだと思います。
あなたもしかして、自分の音楽仲間を誘ってない?
音楽仲間って、別の音楽仲間のライブを観に行くから、日程がかぶり易いんですよね。
そうすると、後発は不利な訳です。
でも、音楽仲間ではなく、ちゃんとファンを獲得してファンに集客かけると、日程が迫っていてもそんなに問題ないんですよね。
プロとか、インディーズでも人気のアーティストなんか、あいた日程で追加公演みたいなの、2週間前とかに普通に予定入れてきますよ。
ファンて、その人のライブを観たいんですから、追加で日程が増えれば嬉しい訳ですよ。
まぁ、まずそこ(ファンがいる状態)を目指さないといけないってのもありますが、音楽で成り上がりたいって人は、当然そこ、わかってるはずですよね…。

あとは、レギュラーでライブ入れるっていうのは、よくある話です。
レギュラーでライブ入れると、ハコ側は値引きなどの優遇をしてくれる訳ですよ。
ブッキングマネージャー雇ってるのと、同じことですからね。
ワンマンでレギュラーだとかなりの集客力を要求されますから、ここは自分でブッキングするのがいいっすね。
それで稼いでる人もいるくらいだから、やろうと思えばできる訳です。
そこは行動力とか、宣伝力とか、交渉力とか、諸々要求されるかも。
ただ、それこそ音楽である程度やって行きたい人なら、ここは努力するべきところの様な…。
たぶん、音楽活動が進んで行けば、同じ能力を要求されるはずですよ。
音楽活動って結局の所、経済活動だからね。
宣伝して、集客して、買ってもらって、次回もお願いする的なね。

どうかな?
裏技的なの、あったかしら?

次回はファンの獲得とか、評価されることに関して、書きたいっす。