貧乏音楽生活からの脱出 その2

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ということで、前回の続きです。
前回はハコを安く使うことに触れましたが、今日は売れる売れないについて書きたいと思います。
お客さんに支持されていれば、音源も売れるし、ライブチケットも売れる。
物販だっていけちゃうんですよ。

ちなみに冒頭の写真は、店主です。
写真入れとかないと、フェースブックでシェアした時に変なサムネイルになってしまうので、そういう事務的な必要性から入れてます。

まぁ以前にも書いていて、同じ内容の繰り返しになっちゃうんだけど、音楽で稼ぐってことは、音楽の世界で経済活動をするということですよね。
例えばプロのミュージシャンになりたいのなら、まさに音楽を使った経済活動で生計を立てるっつーことですよ。
つまりね、経済の原理、経済活動の原理、商売の原理がそのまま適用される訳。
これから書いていく内容に対してはもちろん色んな反論は出てくると思うけど、まずミュージシャンが稼ぐということは、誰か末端のお客さんが何かを買ってるということだけは間違いない。
ということは、お客さんが買いたいものを提供しなきゃ買ってくれないでしょ、ってことです。

お客さんに支持してもらうためには、店主が勝手に思ってるのは、いい曲、いいパフォーマンス、いい見た目、が必要ということ。

まず、いい曲っていうのは、お客さんが聴きたいと思う音楽を提供してね、ってこと。
客に媚びるのは嫌だとか、時流に乗るつもりはないとか、自分の世界を貫きたいとか、カッコ良さげなフレーズを耳にするけど、お客さんが買ってくれないものは商品としては失敗作なんですよ。
メーカーさんがお客さんの買ってくれないものを作ってしまったら、全部破棄か、超安値で叩き売って損失を小さくするか、在庫抱えたまま倒産か、そんな話な訳です。

自分の世界を貫いてその後に大スターになっている人がいるから、そこだけ切り取って勘違いしてしまうのかも知れませんが、大スターになる人っていうのは元々恵まれた才能があり、それが評価されて成功しているのであって、決して自分の世界を貫いたから成功している訳ではないと思うのですよ。
ロックスターがドラッグをやってたからといって、あなたがドラッグをやってもロックスターにはなれない、的なね(これ、誰か知り合いが言ってたんだよね)。

そして、いいパフォーマンスとは、演奏とか歌とかが上手いことはもちろん、お客さんを虜にする魅力があるものを指します。
必ずしも超上手い必要はないんだけど、超上手かったらそれはそれで魅力だし、あとは天性の表現力とか、個性とか、そんな何か。
演奏してる姿でも、相手に伝わるものはあります。
慣れてない感じの演奏とか、ガチガチになってたりしたら、引くでしょ。
ダサい感じは、あかんわ。

そしてね、店主の言ってることは絶対合ってるんだけど、なんだかこれってイマイチわかってもらえない部分が、見た目をよくするのが必須ってこと。
見た目ね、ショウビジネスやるなら絶対に必要ですよ。
むしろ、見た目から入ってもいいくらい。
ギタリストが太っちゃって、メジャーバンドを首になるかもしれないっての、去年だか一昨年だかにあったっしょ。
ちゃんと身体の線意識してろよ、と。
顔が不細工なのは仕方ない。
整形しろとまでは言わないけど、服装とか髪型とか工夫してなんとか見られる様にするべき。

誰かのブログで、メンバーの誰かをピエロにしたりして売る方法もあるとか書いてたけど、見た目のインパクトって大事。
オオカミのかぶり物してる人たちもいるし、美男美女だけが求められている訳じゃないです。
もちろん、美男美女から先に売れていくのは仕方ないけどね。

いつだったか、演奏の内容云々に関わらず女の子がやってるというだけで売れてるのはけしからん的な、そんな文章を読んだことあります。
でもね、それも売れるための条件の一つなんですよ。
十分条件では決してないけど、女の子であるということが商品価値を高めているのは確か。
その逆もしかりね。
ビジュアル系のイケメン達が女の子に大人気でも、それはそれでいいのです。
経済活動としては、正しい。
音楽で勝負しろとか、ラジオの時代みたいなこと言ってても意味ないです。
商売なんだから、売れたもん勝ち。
ホント、お客さんが求めるものを提供すれば、買ってもらえる、そういうことですよ。

あと、まぁちょっと思ってることなんだけど、ライブの時のMCって、人気に影響すると思いますよ。
面白いか、かっこいいか、ほのぼのか、かわいいか、何かキャラ設定をきちんとして欲しいもんです。
「えー、今の曲は何々でした、次の曲は…」みたいなことをテンション低く言ってるだけのバンド見ますけど、野暮ったい感じがマイナスにしか思えないです。
MCできんのなら、黙々と演奏だけして終わったらはけろ!と思うのです。
そういうのも、アリじゃん?

それでね、どう売っていくかなんですけど、もちろん大きなハコのブッキングに出て自分のお客さんじゃない人達にアピールしていくことって大事です。
商業施設にステージ設置して演奏するヤツとかも、不特定多数の人に観てもらえるので、どんどんやるべきでしょう。
とにかく周知ですよ。
広く人に知ってもらう。
これも商売の鉄則。

そこでね、この時代、YouTubeに音源載せてないとか、ホームページ持ってないとか、論外ですからね。
SNSだって駆使しましょう。
ネットを活用できてないとか、時代に乗り遅れ過ぎです。
ジェット機に竹槍で戦いを挑む様なもんです。

そうやって自分のファンを増やしていくんですが、ファン、ちゃんと増えてますか?
もしファンが増えてないんだったら、あなたという商品がお客さんから求められていないということですよ。
客が買ってくれない商品は、失敗作なんです。
改善するか、諦めるか、どちらかですね。
頑張ればいつかは報われる、ということはないです。
不味いとわかっている料理を頑張って一生懸命売られても、買いたくないでしょ?
そして、音楽仲間をライブに動員するのは、早いうちにやめましょう。
もちろん最初は音楽仲間の動員も必要です。
でも、音楽仲間は付き合いでライブに来てくれて音源を買ってくれるだけで、それは、お返しにあなたも彼のライブに行き音源を買わなくてはならないということです。
ドメスティックにお金がぐるぐる回っていても、外部に支払いは必要ですから、結局共倒れです。
いつも同じメンツで雀荘に行くのと同じことです。
所場代だけは必ず取られて、仲間は誰も得をしない。

ただし、趣味でやっているだけなら、これらのことを気にすることもないです。
自分を貫き、やりたいことだけやりましょう。
どこかで働いてお金を稼いで、音楽活動で散財です。
自分の楽しみでやっているのだから、それで正解です。

つことで、まだ続きがあるんですわ。