それでもライブバー開業したいんですか?

最近、何もイベントのない平日は、ホントにヒマです。
今日はランチタイムではなく、夜の営業時間にブログを書いておりますよ。
雨だし、まぁ今夜はかなりヒマでしょう。

火曜日のサッカーのあった日、結局サッカーやってる時間には誰も来なかったので、1人ででかいスクリーンでサッカー観てました。
日本、勝ってよかったですね。
特に応援しているということもないんだけど、日本人だし、日本が勝ったら嬉しいじゃん?
その程度です。

その火曜日ですが、昼間にあの方が登場したかと思ったら、その夜にはこの方が登場でした。
バネさん

この方、色々いいこともあったみたいで、話を聞けてよかったです。
ただし、ご本人は相変わらずなネガティブトークです(笑)。

そして、昨日は宴会でして、忙しくてあっという間に過ぎた感じ。
セッションしながらの宴会、というヤツですよ。
写真とか撮るの忘れました。
こんな宴会が、月に2本くらいコンスタントに入ると、いいなぁ。

んでね、今日は書きたいテーマがあるのです。
それは、ライブバー開業について。
先週うちの店でセミナーが開催される予定でしたが、参加者の相次ぐキャンセルにより中止となりました。
そのセミナーの内容というのが、何と、ライブバー開業についてとのことでした。
10人くらいは参加するかも知れない状況だったみたいです。
驚きましたね。
ライブバーを開業したいという人が、結構いるもんだ。
かなりニッチな商売なのにね(笑)。

まぁね、ライブバーを経営している立場からすると、やめといた方がいいと思うのですよ(笑)。
なかなか軌道にのせるのも大変だし、仮に上手くいっても、儲けられる世界じゃないですからねぇ。
数年で消えて行くライブバーなんてたくさんあるし、残っていても途中で経営者が代わってるなんていうのもザラだし、常連のお客さんが売り上げとは別にお金を出して支えているなんて話も聞きます。
つまり、創業者がそのまま成功しているっていうパターンが非常に少ないんですよね、この業界。
そして、上手くいっている店でも、多店舗展開はできない。
事業内容を普遍化できない様な複雑で特殊な業態であることに加え、地の利も含めてかなり偶然の要素も強いのです。

それでもやりたい人はいるんですね。
確かに、ここ10年くらいの間に凄く増えましたね、ライブバー。
今元気にやってるライブバーも、ほとんどが創業からせいぜい10年くらいなんじゃないでしょうか?
店主は自分の店を持ったのが一昨年の夏ですが、音楽イベントなどをやりながらライブバーと関わって20年くらい経ちます。
20年前とかはライブバーってあまりなかった気がするんですが、私が知らなかっただけでしょうか?
なんかね、mixiの台頭と関連している様に思うんですよね。
mixiができてから、セッションイベントの数って急に増えたと思うんです。
その分、受け皿となるライブバーの需要も増えたんじゃないでしょうか?
そして先駆者に倣って色んな人が出店したら、飽和状態になっちゃった、的な。
飽和状態になれば失敗例が増えて来る訳ですよ。
そんなのをたくさん見ているから、コリャやらん方がいいわ、と思う訳です。

別にライバルを増やしたくないから悪く言っている訳ではなくて、本気で、やめた方がいいよって言ってあげたいんですよ(笑)。
純粋に、親切心です。

それでもやりたいなら、言って差し上げたいことがいくつかあります。
店主もまだ成功者ではないので、偉そうなことは言えません。
ですが、確実にわかっていること、わかったことはあります。

まず、今の自分の仕事が辛いから、楽にやれそうなライブバーをやりたいというなら、大間違いです。
ライブバーの経営者って、楽しくやってそうに見えるらしいです。
会社で上司にイジメられながら働くくらいなら自分で経営者になった方が楽だとか、毎日好きな音楽に囲まれて仕事ができるなんて羨ましいとか、そんな考えで始めちゃった人を知ってますし、見ててそういう了見だろうなぁって感じる人もいます。
会社を辞めて嫌いな上司と決別できて毎日大好きな音楽に囲まれてても、社畜よりはるかに過酷な労働条件でどんなによくても収入は会社員時代の半分以下、多くの場合は一度も利益を出すことなく廃業/失業、そして残ったのは借金のみ、という運命を辿ればやっと気づくのかしら(苦笑)。

次に、見込み客は、あらかじめたくさん持ってないとダメです。
ずっと音楽活動して来たから音楽仲間はたくさんいるんだ、っていう場合でも、生半可な数ではどうにもならないと思います。
最初はみんなご祝儀的に来てくれても、そんなのは2ヶ月で尽きます。
うちの店がそうだったし、店主が前に勤めていたライブバーも、店を改装した時に社長の友達がご祝儀的に来てくれたものの、それはすぐに尽きました。
求められるのは、イベント企画力です。
セッションイベントやライブイベントを毎月2〜3本企画して、参加者をコンスタントに集められるくらいの人脈と周知力が必要です。
創業から1年くらいはむこうからイベントはやって来ないですから、自分でイベントをやらないとどうにもなりません。
開業前にすでにこの能力を持っていて実績もあるよという状況じゃないと、ほぼ無理でしょう。

それから、2年くらいは売り上げが付かなくてもやっていけるだけの資金力は必要ですね。
色々考えてやってみても、なかなか上手くいきません。
当たらない、っていう感じ。
何が当たるのかは、次々に手を換えて試していかないとわかりません。
当たりを引くまでは、収入がなくても事業を継続させなければなりません。
なんなら、売り上げが全くなくても家賃だけは払い続けなければなりません。
自分も食っていかなければなりません。
そこを厚くしておかないと、店主の様な窮地に立たされます(泣)。
うちの場合、家賃を考えると奇跡の小資金で始めてしまったものだから、もう必死です。
そして、上手くいってそうな店でも、内情はそんなによくないということも色々と話を聞いて知ってきました。
ですから、売り上げが付いてそうに見えても利益が出ていない、っていう状況も含めて、2年くらいは見ておかないとね。
あの人気店が5年は苦しかったとかいう話も聞きましたし、3年はかかるだろうねとか言う人もいるし。

そんな現実を知った上で、自信があるならやったらいいと思いますよ、ライブバー。
ちなみにこんな状況でも、店主は開業した訳ですよ(笑)。
んで、窮地に追いやられてると。

ってね、ブログを書いていたら、お客さん来てくれましたとさ。
はせがわさん
この方、昨日の宴会に引き続き2日連続の登場です(笑)。
他にも若い、初めてのお客さん達も来てくれました。
明日はぷうさんの今年一発目のステージ。
いい夢見させて下さい!