ライブをやる時は、ショーとして観せるんだということを、必ず意識しないといけないと思います。
だって、観客を入れるんですよね?
観てもらうんでしょ?
観てもらう、ってどういうことか、ちゃんと考えてますか?
店主のポジションで色んな出演者さん見てますが、観てもらうことをちゃんと意識しているのか疑問に思う人たちも、結構いたりします。
というか、観てもらう、の定義が、その人と店主とで、違うのかなぁと。
もう一回同じこと書きますが、観てもらうって、どういうことか、ちゃんと考えてますか?
誰も観てないスタジオで黙々と練習しているのはつまらないから、誰かに観て欲しい…。
これって、自分のために、お客さんに来てもらうってことですよね?
おそらく、多くの人が、自分の演奏を観てもらいたいから来て欲しい、ってことでお客さんを呼ぼうとしてると感じます。
でもそれって、あなたの都合…。
呼ばれた方は、ただ単にそれにお付き合いさせられるだけ…。
かわいそうです…(笑)。
ショーとしてライブをやる、ということは、観てるお客さんの満足度を考えないといけません。
もちろんそれを考えて、とにかく完成度を上げる人、趣向を凝らす人、トークで盛り上げる人、いろいろいますし、そのレベルもさまざまです。
でも、全くお客さんの満足度を考えてない人、考えてても全然足りてない様な人は、ライブを誰のためにやるのか、今一度考えた方がいいんじゃないでしょうか。
もちろん自分たちがやりたいからやるんだけど、ライブはショーなんだし、ショーとしてやるからには観客を最優先させないといけないと思うんですよ。
観客は何が楽しいのか、どうすれば満足するのか、何をもってまた来たいと思ってくれるのか。
そこを間違えなければ、いいライブができるはずなんだけど。
そして、お客さんも来てくれるはずなんだけど。
ライブに誘っても、みんな、都合が悪いとかなんとか、理由つけて来ないとすれば、それはあなたのライブの目的が間違っているから。
と、断言します!!
「誘ったんだけど、みんな都合悪くて」ってセリフ、よく聞きます。
でも、あなたも、先方が断るための理由をつけてるだけだって、気づいてますよね(笑)?
忙しいんじゃなくて、そのライブに来たくないから、用事を作ってるんです。
なぜなら、楽しくもないのにお金と時間を取られるのは、誰だって嫌ですからね。
あなたもそうでしょうし、店主もそうです。
だから、観に来る人が楽しく感じることを、やればいいじゃないですか。
実に簡単なことですよ。
来てよかったと思ってもらうために、あなたは何ができますか?
そっから考えましょう。
でも、すぐにゴールにはたどり着きませんよね。
いろいろ試して、失敗しながら答えを見つけていくんです。
みんなそれを経験して、やっと集客しているんです。
もうね、明日から、いや今日から、自分のためにライブやる、っていう考えを捨てましょう。
観客のために何ができるか、ですよ。
とはいえ、自己満足のためにしかライブをやらない、と決めている人もいるので、まぁ、それはそれでいっかと…(苦笑)。
お客さんが来なくても、気にしないんですよね?
あれですよ、カラオケと一緒の人…。
対バンの人が見ているだけで、観客がいる気分を味わっているんですよね。
まぁ、それでもいいです、結局何をやるのもご本人の自由です(笑)!