ライブハウスのノルマ問題は続く

ライブハウスのノルマ問題、話はいつまでも続くんです。

ま〜、ざっとネットで調べて色々読んでいただければと思いますが、

 ・ライブハウスがバンドにノルマを課すのは、けしからん。
 ・観に来た観客じゃなくて、出演バンドが客とか、おかしーだろ。
 ・ミュージシャンは音楽をやっるべきであって、集客はライブハウスがしろ。
 ・ノルマどころか、ミュージシャンにはギャラを払え。

的な、ね。

 

これに関しては、以前にブログで「喝」を入れさせてもらってます(笑)。
http://jamsession.jp/blog20150606/ 

木は見てんだけど森を見られないっていう人、メンドくさいんですけど、実は多いんですよねぇ〜。

 

そしてここでね、ある視点がすっぽり抜けてるんだな、っていうのが改めてわかったんです。
この「けしからん論者」やその支持者たちは、とても大事なことに気づいていません。

バンド、って、誰のこと言ってんの??ってこと。

 

ある、オンラインショップ専門のコンサルをやっている有名なおじさんがいて、本書いたりブログ書いたりしているんですが、その人がこんなことを書いてました。

「オンラインショップで稼ぎたい、とコンサルを依頼されるんだけど、いくら稼ぎたいのかは人によって違う。それがわかってないと、こっちが真実だと思って教えていることが、それは違う、と否定されてしまう」的なね。

つまり、月に30万円くらい稼ぎたい人と、年商数億狙っている人とでは、やるべきことが違うと。

そのコンサルは年商数億狙う人を想定して、これがいいですよ、って絶対の自信を持ってお勧めするんだけど、その人が「いやいや、月に30万円稼げればいいんですよ」ってなると、そのやり方が全然使えない訳です。 

 

ライブハウスに出るバンド、ってどんなバンド??

一種類じゃないよね? (←ここが抜けてんのよ)

 ・メジャーデビュー目指して、命かけてる20代のバンド。
 ・学校で音楽サークルに入って、同好の士で集まって楽しんでいるバンド。
 ・学生時代の趣味の延長で、働きながらたまにライブもやりたいバンド。
 ・好きなアーティストのコピーをやりたい、自己満足のバンド。
 ・とにかく音楽を肴に集まって、ライブ終了後の打ち上げがメインだよ、っていうバンド。

つまり、バンドによって要求が違うんですよ。

 

もちろん、ノルマじゃないやり方が必要なバンドも、いますよ。
ノルマじゃなくて、それこそライブハウス側が集客やってあげましょうよ、みたいなクオリティの人達ね。

まぁ、そういう人達はノルマじゃないライブハウスに出ればいいんだし、出させてもらえるだろうし、通常はノルマのライブハウスでも、特別にノルマを免除されるだろうしね。

でもね、みんながみんな、そういうレベルでバンドをやってないんですよ。

 

そこで、そういうレベルに達しないバンドはライブやるな、的な話が出て来て(笑)、ネットで炎上したりってこともあったんですけど、そういうことぢゃない…。

 

バンドは、いろんなレベルでやって、いいんですよ。
それぞれの思いで、下手くそでも、やってもいいの。

カラオケだって、歌いたいから歌うんですよ。

バンドだって、自分がやりたいからやるんですよ。
それでいいじゃない。

カラオケで歌う様に、自分がライブやりたいからやる、となると、ノルマ制とか、そういうシステムを採用している様なライブハウスが必要です。
「それなりのレベルじゃないとライブやらせないよ」っていうライブハウスばっかりだったら、カラオケ的なバンドさんは、行く場がなくなっちゃうじゃないですか。

いろんな要求があるんだから、いろんな形態のライブハウスがあっていいのですよ。

  

このけしからん論者が言っていることは、

「レストランに入る人間は全員がサーロインステーキを食べたがってる(と断定)。サーロインステーキを最高の状態で提供できないレストランは、潰れてしまえ」

と言ってるのと、同じくらいの暴論です。

別に、全員がサーロインステーキを求めてませんよ。
サーロインステーキじゃないメニューを売りにしているレストランも、営業続けてもいいと思いますが?

ダメなんですかね、けしからん論者の皆さん?