ライブハウスのノルマ制とは

巷のライブハウスは、基本、出演バンドにチケットのノルマを課して、営業を成り立たせています。
集客は出演バンドが担い、集客がなければバンドが自腹を切って、そのノルマ分のお金を払います。

このことに反発し、批判している人が大勢います。
ネットでも、色んな論が展開されてます。

うちもライブバーを名乗っているけど、ブッキングライブとかやってるし、一般的にはライブハウスとして認識されていることでしょう。
そして、ノルマとは呼んでいなけど、出演バンドに機材使用費を払ってもらっているので、ぶっちゃけると巷のノルマ制と同じシステムです。

そう、うちも、反発、批判される立場なんですな。

 

あ〜、ま〜、もちろん、批判とかするの自体は自由ですからね。
していいとは思いますよ。

誰からも批判されない様な何かなんて存在しないと思うし、仮にどんなに大勢に認められている素晴らしいものでも、天の邪鬼とかアンチとかは絶対にいるしね。

 

ここでアテクシは、ノルマ制肯定論者として、論を展開していきたいと思います。

え?自分がやってるから肯定しているだけだって?

んー、ちょっと違うなぁ。
ちゃんと合理的な意味を持って、肯定しているんですよ。
屁理屈とか、自分の立場を守るためのものとかでは、全くないです。

 

反対論者の論は、こうです。

ライブハウスは飲食店なんだから、本来は美味しい料理を出すなりして集客の努力をするべきであり、そういった努力もしないのは許せない。

集客は出演者ではなく、本来はライブハウス側がするものだ。
外国(欧米のことでしょうな)のライブハウスで、ノルマ制なんて聞いたことがない。

ノルマ制に甘んじて自分たちで集客努力をしないライブハウスは、潰れろ。

 

的な、ね。

 

ん〜、思い込みと想像だけで論じちゃってる部分が、多いと思うんですよね…。
わかってから、知ってから、なんなら調べてから、論じた方がいいっすね。

  

まず、飲食店云々の話。

ライブハウスは、保健所の許認可では飲食店で届けを出すことが多いです。
実際、酒飲みながらライブ観る、ってのが一般的な楽しみ方なんだから、飲食店として届け出る訳です。

もちろん、他の許認可の方法もあるけど、規模とか設備とかの問題があるので、基本、ライブハウスは飲食店で許可を取ります。

飲食店の許可のことは知らない、知らないけど想像で批判のネタに…。

 

飲食店であるということと、料理を提供できるということとは、話が別です。
料理ができる様な厨房設備を持たず、よって料理を提供できない、という状態でも、飲食店として許可は降りるんですよ。

それ、知らないで批判してるんでしょ?

飲食店なんだから美味しい料理を出せ、って、(みんなが想像する様な)厨房がないのに料理できる訳ね〜だろ(笑)!

基本ライブハウスには、いわゆる厨房はないです(上下水道の設備が基準を満たしていれば飲食店として許可される)。
酒出して柿ピー出してりゃ、ガス台もレンジもなくても、ライブハウスは飲食店なんですよ。

コーヒーとかスープとかを機械の中で作って提供する販売機、あるじゃないですか。
軒下にあの販売機を置くだけで、実は飲食店としての許可が要るし、あの機械が飲食店とみなされるということです。

コーヒー出すだけだよ。
料理なんて出ねーよ、なんなら無人だよ。

その実態を、知ってから論じるべきですな。

 

そして、次のブログに続く…。