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初めてのライブで緊張しますか?

初めてのライブ、緊張しますね。
緊張は、誰でもするんものなんですよ。
ガチのプロでも、いい意味で緊張したりするみたいです。

店主も、自分のライブとなると緊張で指が動きにくくなったりするので、本番前は楽屋で10分くらいひたすらウォーミングアップしたりします。

10分て、結構長いですよ。
一人で黙々とやってます。
でも、それくらいやっても、やっぱり本番では指が動きにくいですね。

逆にステージ上でテンション上がっちゃって、いい感じになることがない訳じゃないけど…(笑)。

もうね、そこは避けられないんですよ。
初心者も、プロも、みんな緊張するのです。

 

難しいことはやらない様にする

緊張する原因は、主に、「いいパフォーマンスをしよう」とするから。
きっと、実力を出し切って、一番いい状態にしようとするから、なんでしょうね。

練習してきたあの難しいフレーズ、間違えずにちゃんとやろう、あそこのかっこいい部分、みんなに観てもらおう!みたいな、ね。

 

でもね、本番では実力なんて、発揮できないですよ。
絶対に、失敗する(笑)。

だって、そんなもんですよ。
練習ではかろうじてできたあのフレーズ、あのテクニック、本番じゃガタガタです。
緊張してるんだから、そりゃそうだ。

 

だからね、本番では、一番難しいことは、絶対にやらない。
これが大事!

練習の段階でやっとできているような難しいことは、緊張している本番では絶対に失敗します。
これは断言できます。

だから、練習では頑張って難しいことをやっていいんだけど、本番ではそれはやらない、もう余裕でできちゃうことしかやらない、その部分を省略形にする、みたいな対策が必要です。

本番では緊張しちゃって実力の半分くらいしか出せないんだよ、っていう前提に立てば、そこから、あの難しいフレーズをどうするか、を導き出せます。

例えば16分音符のフレーズは8分音符にしちゃうとか、ジャーンって伸ばしちゃうとか、そこだけコード弾きにするとか。
ドラムだったら、難しいロールはせずに、そのままリズムを刻むだけにするとか。

細かいところは、観ている人達にはどうせわからないんです。
「あのフレーズ違ってる」とか、思わないです。

 

楽しく演ることでみんなが喜ぶ

だから、緊張の種を減らして、ライブがより楽しめる様にした方がいいです。
そう、大事なのは、あなたがステージ上でライブを楽しむことなんですね。

その楽しい姿を観て、観客は「いいライブだったね」って印象を受けるんです。
あなたが楽しんでいることが、一番キラキラしてて素敵なんだと思います。

と思いますが、どうですかね?

自分も楽しめるし、みんなにも「いいライブだった」って褒めてもらえる。
だから、またライブをやりたくなる。
みたいな感じで、音楽生活、ライブ活動を、楽しんでもらいたいものです。

そうすることで我々ライブハウス業界は、皆さんに意義を提供することができる、と。

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