ライブはショーでしょ

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と〜〜〜っても長文になってしまいました。
ご容赦下さい(苦笑)。

 

そりゃ確かに自己満足のためなんだけど…

お話としては、アマチュアのコピバンの想定です。
プロとか、プロを目指している人たちのことではありません。
その旨、ご了承下さい。

基本アマチュアがコピバンやるのって、通常は「自己満足」のためですよね。
自分がやりたいから、やる。
言っちゃあなんだが、観に来てくれる人のことなんてほとんど考えてない(笑)。

アマチュアだし、そもそもが自分たちで会場代(チケットノルマとか)を工面して赤字でやりたいことをやっているんだから、確かに自己満足でもいいのかも、です。
「金払ってるんだから好きにやらせろ」と言われてしまえば、それまで。
そりゃそうだ。

でも、ライブってそもそもショーなんだし、本来は観てもらうことが前提のはず。
観てもらうことが前提だから、わざわざライブハウスを使って演奏するんですよね?

もし観てもらわなくてもいいのなら、いつもの練習スタジオで練習だけしていればいいはず。
その方が、お金もかからないしさ。

そこで、観に来てくれる人のことを全然考えずに、純粋に自己満足だけでライブやっている人があまりにも多いと感じるので、その点についてみなさんに意見を投げかけたいです。

繰り返しますが、ライブはショーです。
観てくれる人のことを考えて、その人たちがどうすれば喜んでくれるのか、どうしたらまた観たいと思ってもらえるのか、それらをちゃんと考えないといけないはずです。

この文章を書いていますワタクシ、JAM SESSIONの店主は、ものすごくたくさんのアマチュアバンドさんを観てきています。
自分の店でも観ていますし、他のライブハウスでも観ています。
アマチュアバンドの実態というものを、ここをお読みの皆さんよりも圧倒的に知っているし、理解しているつもりです。

皆さんよりもわかっている、はずなんです。

 

こんなバンドは素晴らしい

観ていて面白い、と感じるのは、下記の様なバンドさんたち。

●完コピで、世界観もしっかりと表現できているバンド。

こういうバンドは、特に本物の方がもう過去のバンドで、実際のライブはもう観られないとしたら、価値があると思います。
もう解散してしまったバンド、メンバーが死んでしまっていて再結成のありえないバンド、などなど。
完コピの「トリビュートバンド」は、いいと思います。
もちろん、現役で活動しているバンドの完コピも、いいと思いますよ。

●自分たちの「カラー」を持っているカバーバンド。

圧倒的な演奏力を持っていることが前提となりますけど、あらゆる曲を自分たちのカラーで表現できているバンドは、観ていて心地いいものです。
演歌をロックにしちゃうとか、そういうのもいいですね。
あえて原曲をジャンルを変えて演奏する、というのは楽しいです。
ボーカルの個性が強くて、何をやってもこの人たちの曲になってしまう、とか。

●見た目をちゃんと意識しているバンド。

衣装とかは、気をつけたいものです。
人気のある有名なプロの中にも、普段着みたいな格好して演奏している人たちはもちろんいますが、やっぱりステージ上では「衣装」を着てもらいたいものです。
衣装にコンセプトがあったり、衣装が揃っていたりすると、見栄えが全然違います。
そして、シャッターチャンスを作ってくれるバンド!
キメのポーズがあったり、フォーメーションがあったりと、趣向を凝らしていると観ていて楽しいです。
カツラはなかなかいいアイテムですけど、ド○キホーテで¥1,000で買ってきた様なものは、使わないで欲しいですね。
カツラも、それなりのものを使って欲しいです。
あとは、しっかりと「笑い」が取れるコスプレとかも、いいですね。失笑ではなく、出オチでもなく、ちゃんと笑いをとって欲しいです。

●MCがしっかりしているバンド。

かつて、MCの台本をしっかり書いてきて、それでライブをやっている人たちがいました。
観ていて、本当に素晴らしいと思いました。
立て板に水、滞りなくMCが流れていきます。
台本を書くまでだとハードルが高いですが、どこで何を言うか、テーマをちゃんと考えて話を用意しておきたいものです。
あとは、メンバーでちゃんと役割分担ができていて、ボケ担当がいて、ツッコミがいるとか、そういうバンドも見ていて楽しいです。
あとは、寸劇まじりでステージ構成を作っているバンドは、観ていて本当に面白かったですね。

●替え歌やメドレーなど、ヒトひねり入れてくるバンド。

替え歌も、メドレーも、途中で似た曲と入れ替わっちゃうのとかも、これらは観ている人を飽きさせません。
へぇ〜、そうくるかぁ、と感心します。
ただ曲をコピーするだけではなく、こういった「思考」と「試行」を要求することをやるのは、とてもいいと思います。
意外性は、面白さにつながります。

●お客さんを巻き込むバンド。

コールアンドレスポンスもそうだし、振り付けがあってそれをお客さんにも要求して、とにかく巻き込むと、お客さんは楽しんでくれます。
その曲のオリジナルのバンドさんがやってるコールアンドレスポンスや振り付けは、是非ライブで真似をしてみて欲しいです。

 

こんなバンドは観ていてつまらない

逆に、こんなバンドは嫌だなぁ、というのを書きます。

まぁ、本当はそんなこと言っちゃダメなのかも知れないけど…。
でも実際に「嫌だなぁ」って感じるし、その理由もはっきりしているから、共有しておきます。

●選曲がバラバラなバンド。

もちろん圧倒的な演奏力を持ったカバーバンドが、自分たちのコンセプトを持って色んな曲をやるのはいいと思うんです。
でも、初心者とかにありがちなのが、メンバーそれぞれがやりたい曲を持ち寄るから、何がやりたいバンドなのか全くわからないバラバラな選曲になる、というもの。
観ていて、本当につまらないです。
選曲は、ちゃんとコンセプトを持ちましょうね。

●普段着でステージに立っちゃう、ダサいバンド。

服装が、衣装ではなく普段着。
ダサい。
観ていて、ガッカリ。

●MCがグダグダ…。

恥ずかしそうにヘラヘラ、そしてグダグダのMCをやっているバンドさんが、よくいます。
見ていて、非常に見苦しいですね。
MCがちゃんとできないのなら、それこそ台本を書いておくべきでしょう。

●メンバーに花を満たせるために、ボーカルじゃない人に歌わせちゃうバンド。

ボーカルって、大事です。
ボーカルの上手い下手で、バンドを観ていて楽しいかどうかが大きく左右されます。
なので、バンドで歌が一番上手い人に、歌わせて欲しいものです。
頼み込んでメンバーになってもらったのだから、その人に花を持たせるために歌わせる、ってことをやるバンドさんがいますが、その人が歌が上手くないなら歌わせるべきではないですね。
メンバー同士の気遣いよりも、観ている人のことを考えてあげて欲しいものです。

 

いかがでしょうか、いいと思うバンド、思えないバンド。
これはあくまでもワタクシこと店主の個人的な意見ではありますが、真理をついているのではないかと思います。

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